♂表
♂裏
♀表
♀裏
卵
若齢幼虫
幼虫
蛹
和名 | アカタテハ |
学名 | Vanessa indica |
科名 | タテハチョウ科 |
大きさ | 中 |
特徴 | ♂♀共に前翅(ぜんし)の表は、前縁(ぜんえん)から外縁(がいえん)にかけて黒斑(こくはん)があり白い紋(もん)が入っている。その下側には鮮やかな朱色の紋がある。前翅の後縁(こうえん)から後翅(こうし)外縁にかけて焦げ茶色の地が広がる。後翅外縁に沿って朱色の細い筋(すじ)がある。翅の裏は全体に焦げ茶色であるが、前翅の下半分は表の朱色を反映している。速く飛ぶ。ヒメアカタテハに似ている。 |
観察時期 | 3月~11月 |
幼虫の食草 | カラムシの葉 |
成虫の食べ物 | クヌギ、コナラ等の樹液、腐った果実(柿等)。樹液の出なくなる秋季には茶の花等で吸蜜(きゅうみつ)する。 |
観察場所 | 赤塚公園、赤塚城址等。林の中のクヌギ、コナラ等の樹液に集まる。熟した柿の実にも訪れる。地面で吸水することもある。 |
越冬形態 | 成虫、幼虫 |
観察頻度 | 少ない |
その他 | 幼虫は食草のカラムシの葉を糸で閉じて潜(ひそ)む。カラムシの葉は裏が白っぽい為、幼虫の巣を見つけるのは容易。蛹は葉をラッパ型に糸で閉じて、羽化する時に脱出しやすいようにしている。観察する機会は少ない。 |